カブが戸籍を得た日

　今日は11年前にカブをペットショップから見受けした日です。
　当時は甲（かぶと）君、そう男の子のクサガメだと思っていました。

　いつか黒化して顔の周りの模様がなくなるんだなーなんて思ったり、私になついて一緒のふとんで寝たりするのを夢見ていました（笑）


　今日のカブ、奥の院のなかから顔を出して給水するか迷っていたみたいですが、結局出て来ませんでした。飼い主が昨日別な風邪のビールスを持ってきたのを察知したのか、わたしにあんまり近寄りたくないオーラが出ていました＾＾；

　飼い主は結局一日寝込んで、七度代の熱なのに頭痛で参ってしまいました。
　ぼーっとする頭でカブのことを思い出していみると・・・カブってお化けが見えるかもしれないんですよ。

　ときどき、なんにもないところで、びくっと飛び上がってピラピラーと走って逃げるのを、カブちゃん、どうしたの？と声かけしたところ、ぴたっと足が止まり、甲羅をなぜてあげると、正気に返った感じでじっとしてから、しずしずといつも通りの速度で歩きだしたり・・・。

　カブは江原さんも怖がっていたんですよね、最初。
　テレビで子供の霊の話しをする江原さんの番組をつけていたら、怖がった時の駆け込み場所へ逃げ込んでいたこともありました。その後は江原さんの声にも慣れたみたいなんですけれどね、オーラの泉とかは平気だったみたいでした。


　カブはお説教とか、自分を縛るものが好きじゃないカメです。
　自分はわりとお説教を聞くのが嫌いじゃないタイプなので、カブによって、人それぞれ好みの生き方ってあるんだなあと教えられました。

　タロットカードを亀に選ばせようとして亀を飼ったわけですが＾＾；そんな小さなことではなく、大きな占いを亀がしてくれていると感じます。

　そっちの方向へ行ってはいけない。そういう大筋のことを亀の態度が教えてくれます。仕事や大事な待ち合わせに遅れそうな時とか、うまく会えない時とかは、カブがたいてい朝神妙な顔で登場するんですよ、私の前に。

　予想通りには行かない時も、遠くを見るような不思議な表情のカブを見ます。
　預言者というか、お知らせ亀というか、決して優しく教えてくれるわけではなく＾＾；　全体の流れを読んでいるような顔をしているだけです。

　失敗しそうだなと渋い顔をしているような感じでもあります。
　このなんとなくのお知らせでも防げないことがほとんどなんですが、反省する時の重さが変わってきます。

　カブのおかげで、大筋の道を誤らないですんでいます。
　結局亀に占いしてもらっているといえそうです。

　うまく言えないんですが、カブには測り知れないところがあります。マイッタに意地悪したり、ワルカブでもあるんですが、世間知らずの飼い主に世間を教えてもくれますし、つい義理とか見栄とかに縛られて見えなくなっている真実を、きっぱりと教えてくれることもあります。

　これ以上売れ残っていたら、この亀ここで死んじゃうな・・・それならうちで生きるか、もし死んでもこの店で死ぬよりうちで死んだ方がいいよな。

　カブはカブなりに恩義を感じて、危険のお知らせ役をやっていてくれているのかもしれません。

　
　

しょうこおねえさん

　今夜のミューズに晩餐はしょうこおねえさんだった。
　私は見られなかったのだが、家人にテレビをつけてやってくれと頼んだ。

　そう、マイッタがきっと喜ぶからだ。
　最近歌待ち顔で水桶にマイッタが入っているのがわかるようになった。

　まるで放送予定がわかっているみたいに、マイちゃん好みの音楽をテレビでやる時にはマイッタも視聴態勢です。

　テレビといえば、昨日の夜10時代は二匹のクサガメの女の子たちは、喧嘩も無事終了して、しずかに水のなかで眠っていたはずなんですが・・・・・・テレビのチャンネルを適当にまわしていて、「おひとりさま」になったことで事態は一変しました。

　小池撤平と観月ありさが出ている時まではよかったんですが、真矢みきが出てきて、鍋を一緒に食べるあたりから、カブが目を覚ましてしまったのです。それもワルカブを起こしてしまったのです（汗）

　真矢みきさんって、宝塚の舞台も初舞台からみていますが、結構勝気なところのある方だと思うんですよね。闘争心をくすぐるというか、あの人の声は男性の征服欲もかきたてるのではないでしょうか？バレエダンサーのかっこいい旦那さまの心を射止めたのもなんかわかる気がします。

　だって、カブの喧嘩魂にも火がついてしまったんですもの。

　折角静かに寝ていたのに、真矢さんの声に刺激されて、カブはマイッタのいる水桶に飛び込んで行きました。

　喧嘩が終わって寝ていたはずなのに、目を覚ましてもう一回戦やるというのは、今までにはなかったんです。
　
　今回の真矢さんの設定が、腹に一物ある人物なのかもしれません。
　カブを反応させる役者さんは、今までにも緒方直人さんがいました。（怒りの演技にこわくて駈け出してリビングから逃げ出した）

　演技力が高い人が内に秘めた感情を演じた時に、カブは感化されるみたいです。
　急いでテレビを消しましたが後の祭り、喧嘩をなだめるのに一苦労しました。

「おひとりさま」昨日初めて見て、面白いなと思ったんですが・・・見ないことが決定しました^^;

　任侠ヘルパーの時は全然こわがってなかったのになあ。草彅くんはヤクザをやっても癒しの声なのかもしれません。

◎◎◎お亀の祈りからのお知らせ◎◎◎

10月17日の記事、ブラッキー君の飼い主さんを募集しております。
気になる方は銀色の羽根のfalconさん又はmarina★kamekaze.netまで★を＠に変えてご連絡ください。

黒クサのブラッキー君甲長15センチ体重495グラム。
☆かめかめ飼育日記☆さんも見に行ってくださいね。

一生のペットとしてと亀と暮らしませんか。

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実は水分不足かも

カブちゃん、この頃目を釣り上げてつんつんした顔に見えてました。

怒りっぽくなったのは・・・・・・・もしやして便秘？

女の子って、忙しいからとか、ちょっと億劫とかでトイレ行くの我慢しちゃう人いますよね。まさにそのタイプかも、カブって（＠＠）

カブは奥の院で寝た後、給水桶に寄らずにリビングにあるカブの隠れ家へ直行してることがよくあります。

成体のメスは結構からだが重いので、給水桶に出たり入ったりが面倒くさそうなふしもあって(喧嘩は別腹・・・）水だけちび桶で飲んで給水おしまいの時がありまして、全身で水に浸かることを端折っちゃう傾向があります。

人間もシャワーだけですまして湯船に入らないとじっくりからだがあたたまらなかったりしますよね。

からだが冷えて便秘がちになって、もしかしたカブ頭痛持ちとかなってる？

その可能性がなきにしもあらず・・・。

そこで、今日はリビングの隠れ家から出てきたカブを洗面所でお風呂に入れてやりました。

生きていると人もカメもイライラすることがありますが、それにしてもなんか怒ってばっかだなと思った時は、おなかに汚れがたまっていることが、堪え切れないことに関係あるかもしれませんね。

便秘してなくっても宿便はたまるようですから、出てるつもりでも、出ていい分が残っている可能性なきにしもあらず。

カブも飼い主も気をつけようと思います（＾＾）


◎◎◎お亀の祈りからのお知らせ◎◎◎

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マイッタのお気に入り

　マイッタはとっても歌が好き♪

　今のお気に入りはアラン－alanです。
　唐招提寺音舞台の放送がきかっけでわかりました。
　タイプの歌声らしく、奥の院で首を95度にぴっとあげて出てきました。

　グレゴリアンも好きです。


　飼い主はアランもグレゴリアンも知らなかったんだって。
　これからＣＤとか買って掛けてくれるとうれしいな。

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一生のペットとしてくさがめと暮らしませんか。

お座敷がめの一日

10月17日の記事、ブラッキー君の飼い主募集は続いております。

したの写真はうちの亀です、このかめはブラッキー君ではなくマイッタです（參太と書きます）



ガタン、ガタン、うれしそうな音が聞こえるのでいってみると、こんな感じ↑。

もう3年以上たつのでしょうか、この障子が破られてから・・・気が付いたら、ほかにも三枚ほど、計4枚の障子が穴あきになりました。
カメ風にいえば、出入り口を作ったということになりますが^^;

これは↓お亀の棟梁マイッタが工事したての頃の写真です。


写真には写っていないんですが、障子の向こう側から腕をもたせかけて得意げにしている亀をみつけた時の気持ちといったら・・・・・・・・・とても叱ることなど出来ませんでした。



こういう仕業が許せない人は、座敷亀を飼うの考えものかもしれません。

もともと小さい穴があいていて、張り替えなきゃなあって思っていたところ、カメに目をつけられてしまいました。広げれば通れる！とひらめいたんでしょうが実行に移すとは予想だにしませんでした（笑）

こういうことをする亀だから、マイッタと名付けたんです。
流石にここまでする亀はマイッタぐらいですが・・・お座敷で飼うならこれぐらいの覚悟はいります、無駄になりませんｗ

穴があいたときにすぐに張り替えて、「障子紙に穴をあけてもすぐにふさがれてしまうんだ・・・」ってカメに思わせることでなんとかなるかもしれませんけど、またあけられるかもしれませんし^^;おそらくまたあけます。

かめは予想外のことをしでかします。
うちじゃなかったら、マイッタもカブも暮らせないだろうなあって思うこと自体がカメバカかもｗ


ブラッキー君にも日本のどこかに新しい飼い主がいるのでしょうか。
新しい飼い主のもとで落ち着ける日が待たれます。
おかめの祈りは届くのか・・・・・・。

黒化したクサガメのオス、ブラッキー甲長15センチ体重495グラム。
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