尊敬

　スピリチュアル、神様を語る時は的を得ているお方でも、政治、軍事、外交を語る時は的外れで困った人になる。

　そういう人は結構少なくないなと思うこの頃です。

　スピリチュアルな真実を語れる人でも、日本人を無意識であれ卑下する癖のついている人と、過度に外国人を美化する人を私は信じません。

　スピリチュアルリーダーになれる資質と、現実を直視出来る資質は別物だから、スピリチュアルなことを語って、反戦（たいてい反日）も語るのは大変に危険な世界へ人々を誘う行為だと思います。


　精神世界や宗教書で活躍する著者のなかで、底辺にどす黒いなにかを感じることがあります。そういう自分の直感を私は大事にしています。『九条』とかいくつかのキーワードで探すと、直感が疑惑を感じた人は、たいてい政治活動に「過度」に関わっています。

　自分は純度でいったら相当にごりもありますが^^;部分的にはピュアと思いますので(笑)政治・思想活動に深く関わることは自分で禁じています。
　
　人を見切るのは、聖職者よりも政治家や商人、ヤクザといった人達、つまりは悪党の方が本来うまいのではないかと思います。

　　
　スピリチュアリストの精神世界の発言は素晴らしくても、政治的なメッセージは的はずれ、それをみるにつけ、政教分離とはこういう事の抑止策だなと納得します。
　そういう意味で、天台宗 別格本山 書写山 圓教寺の大樹玄承 執事長の四月のテレビ出演は政教分離は貫いており、まさにこれが宗教者の美しい在り方だなとあらためて尊敬の念を持ちました。