忍法亀隠れ

　昨日今日と、私の部屋のみ、放亀しました。
　つきそっているわけではないので、私が部屋を出たあと、そっと隠れどころをみつけて潜伏するのが亀というもの・・・。

　昨日はいったいどこへいったのか、わからなくなってしまい、子亀用の柵を乗り越えて部屋から脱走したのかと、随分探しました。

　いないわけはないのに、いない！

　易をたててみると、天風姤（てんぷうこう）の初六。
　初爻だから床にいるに違いない！と安心。

　床にいないわけはないので、あたりまえと言えばあたりまえ。
　潜伏してるから内卦が風。
　
　天風姤自体が、大きな風だから忍び・・・むむ。

　お約束通りに出ています。それだけで、この部屋から出ていない＝みつかる＝ほっ！で気持ちが落ち着きました。占いって精神安定剤でもありますね^^;
　
　姤だし、風だからやっぱメスかな・・・いや、これは占的が違うか・・・とか思いながら、落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かす。
　事実かめは、私の部屋の床のどこかにいるはず。
　落ち着いてみれば、すのこを入り口にたてかけたので、コガメの身長ではバンザイしても、脱出不可能のはず。

　冷静になって、見落としのありうるところがこの部屋であるとしたらどこかと見渡せば・・・デスクトップと本棚のすきましかありません。そっと手をいれてみたら、デスクトップのバッテリーの下いました。冷却の為に本棚から少しだけ離して、そこにバッテリー部分を置いている（本当はよくないのかもしれないけど^^;　邪魔っけなもので・・・）そのバッテリーのふくらみあたりを探ったら・・・いました！

　正面からも裏面からも、見えないのだけど、そっと手を入れてみたらいました！
　真上（天？）から亀がいるものと決めて、よーく目をこらしたら、見えない事もない^^;
　よくまあ、コガメ一匹もぐりこめる隙間をうまいとこみつけてるものです！！
　


　亀は本当に忍者です。