奉納

昨日は、生まれてはじめて皇居まで記帳へ行って参りました。

午後3時でしたので、大分記帳の列はゆるやかでした。
写真は記帳台の向かいの松の木です。
皇居の松は立派ですね。
皇居前広場の松のなかには、色が黄色く(常緑樹なのに）なった松もあってちょっと心配しちゃいました。
松ってやっぱり神木だなあと思いますよ、すっくとたってまるで皇居を警護しているみたいなんですもの、お勤め御苦労さまですって、思わず松に対しても言いたくなるような感じを受けました。
（もちろん警察官の方、お勤め御苦労さまです）

御殿を写すのはなんだかはばかられる気持ちになりまして、松を撮りました。

この日は祝日だったら、もっと盛り上がったのに・・・。全国のお祭りの人、江刺の鹿踊、佐渡おけさ、郡上盆踊り、阿波踊り、天神・・・いろいろ山車が出ていました。

帰宅してからエグザイルの踊りと歌をテレビでみましたが、陛下がとっても楽しそうにご覧になっていらしたのが印象的です。エグザイルってちょっと非常識ともいえる人選だと思うんですが、それがよかったと思います。

いっつもいっつも想像通りのものばっかり見せられては、つまんないと思うんですよね。エグザイル風の人たちとは無縁な生活をしている私でも、映像からみえるエグザイルには好感が持てました。やっぱりプロなんだなあ、このグループなりに歌と踊りを奉っています。

そこへいくと、出汁の上で声を張り上げている祭囃子のなかには（とくに女の声）神殿に奉るという意識が欠けているというか、知らないからああいう風に声を張り上げちゃうんだなという声が混じっていました。

日常生活のなかに、奉じるということがないから、仕方ないと言えば仕方ないんでしょうが、本能的に自我を抑えて、透明な心で声を出す、太鼓をたたく、歌をうたうということが奉ることですよね。祭り歌って、どうしても自分自慢みたいになっちゃう側面があります。そのへん本能的にわきまえることが出来るエグザイルはやっぱりプロだと思います。

自分の才能や気持を抑えることも芸能や芸術には必要で、それが出来ないのがアマチュアかな。
どんな仕事でも、自分の有り余る才能を秘めることで輝きを発することがあります。
出しまくることだけが、才能の発揮ではないはず。そういうことに気付かされたという意味でも、エグザイルの奉祝の踊りと歌は、よかったです。

わたしはアルファベットでだけ名乗る人を基本的には信用していません^^;やっぱりカナかな漢字の日本語で名乗らないと。
そういう私にさへ、エグザイルは凄いなって思わせたんだから、やっぱり大きなスターだなーと思いました。ＥＸＩＬＥなんて難しいスペルをおかげで覚えましたよ。

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