しんみり參太

マイッタの名前は正式に書くと、參太です。
　参の旧字の　參　の字は、さんさんと輝くという字の原意があらわれていて、この字が私はとっても気に入っています。

　ムムムの下に傘があって、その下に輝くという意味の　さん　彡　の字で構成されている參の字。
　
　降参というのも、輝くものの下に入るという意味だったんだろうなあ。
　単に負けるというよりも、納得したから相手の光を邪魔しなくなるような感じがしますね。

　輝く參に太陽の太でかがやくまくっている・・・はずのマイッタなのに。

　この夏カブの調子が悪いから、ついつい飼い主はカブカブいって、カブのお世話に忙しいんです。

　パーもこの夏は元気はつらつで、自分からごはん頂戴と顔を出すようになって来ました。

　マイッタは、病気をすることがなく健康優良児なので、ついつい後回しにされてしまっているんですね^^;


　カブのごはん・・・体調悪いから少し食べただけでも　ちやほや。よく食べたねー。もう少し食べようか、などと言われる。

　パーサックのごはん・・・今日はよく食べたねー。よかったねー。随分食べられるようになったねー。などと言われる。

　マイッタのごはん・・・常に元気だから食べてあたりまえ。もうこれぐらいにしておこうねと言われる。

　
　マイッタ、ちょっとかわいそうかもしれません。もっとマイッタが元気なことを喜んでやるようにしようと思います。「今日もよく食べていいこだねー。おいしい？よかったねー」とか全然言ってませんでした。元気で食欲もあって、爽快に生きているのに、扱いがぞんざいになるのって、なんか間違ってますね。

　水桶を出たり入ったりする（渡り）のが好きなマイッタなので、そのたびに水交換をするので大変ですが、私は足腰は丈夫でとっても健康なのだから、だまってにこやかにすみやかに都度都度変えてやればいいこと。
　わたりが出来るのも元気なマイッタだから出来ること、むしろ有難いと思いましょう。