芸術劇場

　金曜日の夜、スケートのハイライトを見ていたら、ステファン・ランビエールの乾杯の歌に合わせて、マイッタがリビングにまで出てきました！
　
　めずらしい（＠＠）どうしちゃったんでしょう。
　眠そうに眼をこすっていましたが、その眼がつぶったままなので、可愛らしかったです（＾＾）あかない目をこすって、結局あかないままＵターンして亀の間へ戻っていきました。
　「乾杯の歌」が気になって出てきたみたいです。
　マイッタの好みがまた一つわかりました〆(＾＾）

　その後モノマネカラオケを見て飼い主は爆笑しながら、ある事を迷っていました。
　それは・・・芸術劇場を今夜みるかどうかということでした。

　眠いので、今夜は早く寝たい・・・でもパリオペラ座バレエをみたい・・・相反する気持ちがせめぎあいます。
　しかし・・・・・・マイッタさんが水桶に墜落する音が聞こえました！
　そう、音楽鑑賞スタンバイＯＫの合図です。

　番組欄を見ているんだろうか・・・？
　そう思うほど、ぴったりのタイミング。

　モノマネ対決を途中で切り上げて、ＮＨＫにチャンネルをまわしました。

　ばらの精　牧神の午後と　静かに聞いているマイッタ。
　三角帽子・・・これは・・・私は好きですが、夜遅くに聞くのはちょっとあわないかも＾＾；カメの子守唄にも向かないからボリュームをちょっぴり落とすもそんなんじゃ間に合わないぐらい、血気盛んな音楽が続きました。すると・・・ガタンと水桶から出る音がして・・・マイッタさんが奥の院へ退場されました。

　やっぱり好みじゃなかったんだわ。
　
　飼い主はカメの退場した水桶の水変えをしてから再び観賞を続けると、とうとうペトルーシカになりました。

　すると・・・・・・なんと・・・・・・再び水桶に墜落する音が。！
　マイッタさん再登場です。
　ペトルーシカは純真な心の道化師だから、マイッタの好みにあうようです。

　マイッタは、いっこく堂や小錦の歌も好きなんです。ランビエールも今回ちょっと哀愁というかちょっとくたびれちゃった感がありました。うちの亀は、影の薄くなった男の人好きなんですよね。どんなにいい人であっても若過ぎたり、やる気満々の人というのは、危険に巻き込まれることがあります。消えていくような人が嫌いじゃないのかも。

　ペトルーシカの演奏が終わった後、そーっとマイッタを見に行ってみたら、水桶のなかでまっすぐ顔をあげて目をつむっていました。

　聞き入ってたんだー。

　寝ないでテレビつけてやってよかったです（ＴＴ）

　その後のドビュッシーもカメ向きな感じでしたし、名曲アルバムも深夜向きでしたので、眠い目をこすりながら1時まで名曲の夜は続きました。

　どうして、カメが自分の好みの曲がかかるテレビをわかるのかは謎です。
　（単なる偶然には思えないのは飼い主ばかなのかもしれませんが）
　テレビを放送している人の心でも読めるんでしょうか。
　それともテレビ欄が印刷された時に、なにか空気でも変わるんでしょうか。
　（おかしい人だと思わないでくださいね＾＾；）亀は、マイッタは芸術劇場でオーケストラやバレエをやる日を前々から知っているとしか思えないんです。今回が初めてではないですし。

　
　テレビの放送予定がわかるんだから、飼い主の未来もわかっているのでしょうか。

　でも、マイッタは純粋な亀だから、好きな音楽とごはんと卵のことしか頭にないような気がします（笑）