ベトラーテ

ルイジ・スカピーニのベトラーテタロット。『ＴＨＥＳＴＡＩＮＥＤ-ＧＬＡＳＳ　ＷＩＮＤＯＷＳ　ＴＡＲＯＴ』


上段中央は戦車、向かって左は死神で女性として描かれているようです。右は節制。
ベトラーテとはステンドグラスという意味のイタリア語なのかな^^;？

メディバル・スカピーニタロットの作者、ルイジ･スカピーニさんはステンドグラス研究が素晴らしい方なのだとか。

前編色彩がはっきりしていて、魔術的、カバラ的な要素も盛り込んである素晴らしいタロットです。

メディバル・スカピーニよりも、私はこちらの方が占いやすく感じます。
まだ買ったばっかりで、実は一度も使っていませんが、波長ぴったんこ。



小アルカナが全部すてきですが、番号はふってありません。
カップのカードのなかで、ナイトが（下段右から二番目）・・・パパイヤ鈴木みたいで（デブ屋のパパイヤは好きですが）ちょっと・・・個性的すぎるですね。



コインのキング（上段一番左）のピンクがすごい。コインのスートには、すごくこのピンクが出てきます。
剣は９がわかりにくいけれど、８は閉じ込められて出られない鳥が描かれています。剣のページがミイラ男なのも、インスピレーションをかき立てられます。

写真をアップしていませんが、愚者の０番がまるで眼みたいに見えます。
足元には竜が隠れていて、なんとも暗示的です。

Wｈｉｍｓｉｃａｌﾀﾛｯﾄ

ウィムジカルタロット

マリー・ハンソン・ロバーツさんの童話に題材をとったタロットです。
桜も咲いたし春らしいカードを使いたくって今日はＷＨＩＭＳＩＣＡＬ　タロットです。

ウィズミカル「ＷＨＩＳＭＩＣＡＬ」と見間違えてずっと覚えてしまったので、私にとってはウィズミカルタロットになっています。



ちょっと曲がって写してしましました^^;プラスチックコートがしっかりしてるので、滑るんですよ。



ウェイト系のタロットですので、ジャスティスが１１です。
札によっては現代的に過ぎるものもありますが、パステルチックで可愛さ満点。お客さんにも好評です。

マリーさんは、その名もマリー・ハンソン・ロバーツタロットという小型で占いやすく綺麗なカードと、ユニバーサルウェイトタロットが有名です。一度マリーさんのサイトからメールを送ったら、お返事を下さいました。

剣の９のカードと、何と、何のデザインが好きとか、そんな内容を送ったのですが、やさしい言葉が返って来て、（*＾＾*）うれしくって、うれしくってたまらなかったのを覚えてます。・・・が・・・その時のお返事を記録してあるパソコンがこわれてしまって、取り出せません^^;　ハードディスクは残っているので、なんとかなるかなあ？１９９９年～２０００年の出来事。そう２０世紀！の思い出になるんですね^^;　
古いハードディスクも今のパソコンで見られるのだろうか？当時６４ＭＢのＩＢＭを使っていました。ディスプレイとセットで２０万ぐらいで揃えましたっけ。
初めてのパソコンを手に入れて、海外のｗｅｂショップやアマゾンコムでカードを買ったり、してました。まだ日本にアマゾン上陸してなかった時に取り寄せた本には愛着もひとしお。パソコンって、なんていいんだろう（Ｔ▽Ｔ）って大感激していましたね・・・。

今は日本ですいすい買えますけど、英語がしゃべれなくても、翻訳ソフトと微調整で海外からタロットやルーンを買ったあの頃が、なつかしいです。ほんのちょっとの２、３年のうちに、アマゾンコムも出来て、あっとう間に日本で日本語で、各種タロットやらルーンが買えて便利になりましたが、ちょっぴりさみしい（笑）でも日本で買ったからといって、すぐに来るわけでもなかったり。三越オンラインで先週頼んだタロットがまだ来ません・・・。

メディﾃｰｼｮﾝﾀﾛｯﾄ

「イエーガーのメディテーションタロット」魔術系です。

好きなカードを並べてみました。左から節制、愚者、世界、カップのＡ、女教皇、棒のＡ

これだけ↑みてると綺麗ですが、コートカードはパンツをはいた男の人で・・・↓このパンツが・・・あまり好きではありません。

キングもナイトもページも全員パンツ一丁。
なんでこんなぴたっとパンツをはかなければならないのかわかりません。クイーンの胸はあらわ。。クイーンは胸は出していても服を着ているので、イメージの邪魔にはなりません。しかし男性のパンツ一丁は・・・・・・。

慣れれば、服を着ていないからこそ湧くイメージが浮かんでくるのでしょう。しかし私は服を着せた描き方の方が好みですね。
裸ではなく、空気をまとっているという設定を魔術ではすると聞きましたが･･････やっぱ衣装にメッセージを込めてほしいです。

昔横浜にあるビルのコーナーに出ていたことがあるのですが、その時イエーガーも使っている先生がいらっしゃったので、毎週イエーガーのタロットを目にしていました。素敵だけど、女帝のカードが中年の女性に見えて、当時の私の好みではありませんでした。イエーガーのメディテーションタロットの女帝（写真下段右から二番目）は、母親そのもので、おなかもふくらんでいます。美化された、ロマンチックに描かれた女帝が好きだった十年以上前の私にとって、タイプでないタロットでした。
それが去年（平成17年）銀座をぶらぶらしている時に、タロットを買いたくなって、博品館によった所、イエーガーが目に付いて・・・とうとう私のタロットの一員になりました。

ちなみに、博品館で買ったタロットは全て、お蔵入りになっています。博品館が悪いのではないでしょう。出掛けたついでに買う場合が博品館だからに過ぎません。なんとなく買い物したくて、買うものがタロットの時と、タロットを買いたいという時の違いが、結果に反映しているようです^^;
時々使ってみてるのですが、まだ心がイエーガーさんとつながっていないのでしょうか、それとも、私がイエーガーさんのタロットと組むと、ゆっくりペースで時間が流れるのか。このカードで仕事をしている日は・・・ヒマですね、比較的^^;　

このカードとコンビで仕事していると、いらっしゃるお客さんが、初々しい感じの人になるようです。さきほどいらしたお客さんもそうでした。よこしまな気持ちが強い時、イジケタ状態、そういった感情の強くなっている人が近寄れないような、そんなバリヤー効果のあるタロットかもしれません。

メディテーションというだけあって、心の奥底にある感情をひっぱり出す事に意味のある時に出番のあるカードのようです。
お客さんの抱える日常の小さな想いに光をあてて、自身とじっくり向き合う時間を作ります。
どっしりと、お客さんの繊細な心を支えてあげる、まるで家族が家族をおもいやるような占いをするタロットです。

メディテーションタロットを手にする日は必ずといっていいほど、当時このタロットを使ってらしたＫ先生のあたたかさを思い出します。そして、私も年齢を重ねたものだと、時の流れがちょっぴりまぶしいと同時に、ここまでよくも占いを続けてきたものだと、しみじみもするのです。

ロマンチックなタロット－メディバルキャットタロット

2004年U.S.ゲーム社発行　MEDIVAL CAT TAROT by LAWRENCE TENG

今最高に気に入っているタロット、メディバルキャットタロット。
今日はこのカードで占っています♪

写真は棒のクイーン。
顔が映ってない^^;（シャープのW-ZERO3ウィルコムの電話機で写しました）

上品でユーモアに富んでいるカードです。
うちで飼っているお姉さん亀「カブ」を思い出させる画風なので、カブのタロットと私は呼んでいます。

私は、タロットカードは、その日の気分にあわせて、結構変えるタイプでしたが、このカードでもう決まり！やっと出会えた！！
もうこれをメインで使っていこう！そう思ったのですが･･････なんか、カードが、あまり仕事したがらない空気を発散するんですね。

上品できまぐれな猫だから、毎日働くのはいやなのか？
なんであれ、あまり使わないでくださいという空気を感じるので、たまーに使うことにして、主に観賞用になっています。

タロットカードは、カード自身に、意志が宿っていると感じることがあります。カブのタロットは、結構意志を持っているようです。
なんか占う問題を選びたがっているような、気位の高いタロットです。

逆に、なんでも占うよってタイプのカードもあるんですよね。
マルセイユ系の「オズワルド・ウィルト」「ボローニヤ」ウエイト系の「マリー・ハンソン・ロバーツさんのタロット達」とかは、どんな問題でも占いやすいと感じます。
人間と同じで、亀も、カードも個性なのでしょう。
イラストレーターの込めた思い、作った人の思い、それぞれのカードから違うものが伝わってきます。
タロットという事では同じでも、カードが違うという事は、やっぱり違うんだなーと思います。

たまにしか働かないカブタロ、使うとたいてい、お客さんに「きれい」「かわいい」とほめられます（*＾＾*）気位は高いけど、気は優しいカードなんですよ。ちょっとうれしくなっちゃうような、心がふっと軽くなるような、そんなタロットが、メディバルキャットタロットです。